一人ひとりが輝けるレッスン
どのクラスでもきちんとストレッチから入ります。 ケガ防止とバレエレッスンに入る気持ちを整えられるよう、ゆっくりとした音楽で。 特に心がけているのは、生徒に丁寧に接すること。 緊張している時には気持ちを解きほぐすために、手を繋いだり足先をさすったり・・・ 何気ないふれ合いからのコミュニケーションを大切に考えます。
生徒間のコミュニケーション
バレエ教室に通ってくる生徒は年齢や学校もさまざま。 普通のレッスンだけではみんなが顔を合わせるのも、なかなか難しいもの。 発表会という一つの舞台で一緒に踊る時のコンビネーションには、みんなとのコミュニケーションは欠かせない要素。 そこで、他クラス間の交流がもてるようなレッスン企画やクリスマスのお楽しみ会、 また夏休み等を利用した特別レッスンなど、皆で楽しめる内容のイベントを企画・開催しています。
様々な角度から"バレエを見つめる"
講師は教え導く存在。 レッスンプログラムを組み立てて、踊れるようになるための筋道を作っていきます。 そして、身体のどこをどんな風に使うのか、さらにはどう考えれば良いのかを伝えていきます。 そういった様々なことを、最終的にやろうとするか、しないか。それはすべて"自分次第"なのです。 受け身なだけでは習得が難しい、バレエ。 生徒が主体性を持ち、アドバイスをさらに工夫していく力を身につけ、能動的にレッスンを受けてもらえたら・・・
自分達の手で舞台を作る喜び
バレエスタジオAileが目指す発表会 それは生徒の個性が最大限に発揮された"魅せる"舞台。 自分達の学びの成果を発表するだけでなく、舞台に立つという「志」を明確に持って臨んでもらいたい。 そう考えます。 舞台の先には、見守ってくれている人や見に来て下さる観客の皆様がいます。 その方々に少しでも何かを感じて頂けるように、その方々に想いを届けるという気持ちを持って臨んでいけるように。 その理念に基づき舞台作りを行います。
バレエスタジオエル( Balletstudio Aile )主宰: 阿部純子よりみなさまへのメッセージ。
全ては明日の輝きのために
美しい身体、荘厳な舞台美術、華やかな衣装、重厚な音楽・・・
全ては舞台空間の中に観るひと時の夢のような世界、それがバレエの魅力であり、芸術と呼ばれる所以だと思います。
ではその要素の全てが揃ったときにのみ、人は感動するのでしょうか。
私が考える"感動"、それは命の輝きに出会った瞬間である、と。
道端の小さな花が咲いた時、雲がかたちを変えて流れてゆくさま、雪の結晶がキラキラと輝いて見えたとき・・・
形こそ違っても、全ては自然という母なる地球が生み出した生命の営みです。
そして、新しい命が生まれ出る瞬間。そこには言葉に表すことの出来ない大きな喜びと感動があります。
バレエという芸術的自己表現
視覚的な要素が強いバレエ。動きの美しさだけでなく、静止している場面は一種のアート。
静止(ポーズ)をより美しく魅せていくためにも、アーティスティックな感性を養い、衣装からメイクに至るまで、
色々な分野で自分の「魅せ方」を工夫しながら個性を見つけていきます。
詩の趣がある、詩のように美しいさま。これぞバレエの醍醐味。
言葉を使わないバレエは手足の動き一つ一つで感情を表します。
ここに詩的な趣を表せるかどうか、感性の問われるところです。
まずは詩的な趣を理解するところから。
芸術的自己表現、バレエに於いてのアイデンティティの確立は、誰もが目指す最終局面であり永遠のテーマです。